煮干しから出汁を取るのは、面倒で難しいイメージはありませんか?
実はとっても簡単なのに、お味噌汁のコクと香りが一気に深まります。
この記事では、
形式通りの上品な煮干し出汁ではなく、
より手軽に毎日のお味噌汁のための煮干し出汁の取り方を紹介します。
煮干し出汁の取り方
≪材料(味噌汁2杯分)≫
水 400cc(2カップ)
煮干し 10匹くらい
(あれば昆布 3cm角1枚)
※煮干しには鰹節と同じ、イノシン酸といううまみ成分が含まれています。
イノシン酸は、昆布のうまみ成分であるグルタミン酸と相性が抜群です。
≪出汁の取り方≫
①鍋に水と煮干しと、あれば昆布を入れる。
②弱火にかけて10分煮る。
③火を止めて、煮干しと昆布を取り出す。
たった3つの工程!お手軽にお味噌汁の煮干し出汁の出来上がりです。
簡単なポイント
☆煮干しと昆布は前日から水に浸して冷蔵庫に入れておくと、よりうま味がUPします。
☆煮干しの頭と腹わたを取り除く工程はよく見かけますが、
お味噌汁の味付けでは臭みはそんなに気にならず、深みを感じられるので、私は取り除きません。
☆昆布は刻み昆布を使っても便利です。取り除かずにそのままお味噌汁の具にしても美味しいです。
煮干しの選び方と保存方法
☆煮干し選び方
・色はシルバー
・体長3~4cmくらいのもの
☆保存方法
長期間であれば、ジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍保存が1番良いです。
煮干し出汁でお味噌汁を作るメリット
☆煮干しの袋を開けた瞬間にふわっと煮干しの香りを感じられます。
煮干しに含まれるうまみ成分のイノシン酸でお味噌汁が格段に美味しく作れます。
☆お子さんがいるご家庭では、お子さんの食育(味覚形成・将来の自炊力)につながります。
また、出汁を取った煮干しをおやつにすると、お子さんの体が丈夫になります。
☆私が旦那とお付き合いしている時に、煮干し出汁でお味噌汁を作るととても感激されました!
料理が苦手で手の凝った料理は作れなくても、ひと手間加える心のこもった煮干し出汁のお味噌汁で、彼の胃袋をつかめるかもしれません。
☆煮干しでコクが深まる分、味噌の使用量が少なくてもお味噌汁が美味しくなります。
塩分を抑えることで、むくみ対策や高血圧の予防につながります。
少しの手間で、こんなにたくさんメリットがあります。
ぜひ、煮干し出汁でお味噌汁作ってみて下さい。
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